小樽市立病院初期臨床研修プログラム

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1.研修プログラム(令和7年4月30日時点)

1-(1)研修プログラムの概要

  • 研修ローテーションの一例(4週を1ブロックとし、年間52週で13ブロックの研修を行う)
(自由選択9ブロックのうち4ブロックは4週のうち1週を総合診療とする。) 

【研修を行う分野】

Ⅰ 必修・選択必修

  1. 必修
    1年次※1:内科(24週)、外科(8週)、救急(12週)、産婦人科(8週)、精神科(4週)
    2年次※2:小児科(4週)、地域医療(4週)、総合診療(8週)
  2. 選択必修(2年次)※2:心臓血管外科、脳神経外科、整形外科、形成外科から選択(4週)
  3. 一般外来:内科、外科、小児科、地域医療、総合診療ローテーション中に実施。(20日以上)
  4. その他:基本的な診療に必要な分野・領域に関する研修。(随時実施)~ 感染対策、予防医療、虐待への対応、社会復帰支援、緩和ケア、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)、臨床病理検討会(CPC)

    ※1
    ・内科は呼吸器内科、消化器内科、循環器内科での研修となる。
    ・救急は連続する8週と休日夜間当直(20回で4週相当)を合わせて12 週とする。(並行研修)
    ・産婦人科は原則として1年次とするが、研修医本人の希望がある場合、又は研修ローテーション人数が集中しないように調整した場合は2年次とすることがある。なお、当院は婦人科中心となるので産科研修に関しては小樽協会病院など協力病院と連携して実施する。
    ※2
    ・地域医療は朝里中央病院、東小樽病院、余市協会病院、済生会小樽病院、寿都町立寿都診療所から選択する。
    ・総合診療は連続する4週と自由選択期間中の1週×4回を合わせて8週とする。
    ・2年次の必修及び選択必修の時期は同時に多くの研修医が重複しないよう病院側で指定した時期から選択する。

Ⅱ 必修・選択必修以外(自由選択)

院内及び院外の各診療科・分野から32週を選択。なお、「臨床研修の理念」 にあるとおり、広くプライマリ・ケアの基本的診療能力を身に付けるとともに、将来の専門以外にも広く目を向け、様々な診療科で研修を行うことを推奨しており、同一診療科の研修期間は大学病院を含め24週を上限とする。

  1. 院内※3:上記Ⅰの各診療科、糖尿病内科、腎臓内科、脳神経内科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線診断科、放射線治療科、病理診断科
  2. 院外※4:
    ①大学病院(札幌医科大学附属病院、北海道大学病院)の各診療科    ②地域医療(上記Ⅰに同じ)
    ③小樽市保健所:保健・医療行政

    ※3
    各診療科研修プログラムはホームページに掲載する。なお、診療科や指導医の状況、又は研修ローテーション人数の調整等により、希望科を選択できない場合や研修時期が限られる場合がある。
    ・脳神経内科では指導医の判断により北海道脳神経外科記念病院、北海道医療センターでの短期研修を実施。
    ※4
    ・大学病院の研修は、原則として当院での研修が困難な診療科に限り、期間は8週又は2か月を上限とする。また、研修時期は同時に多くの研修医が重複しないよう病院側で指定した時期から選択する。

1-(2)研修医の募集定員並びに募集及び採用の方法

(詳細は研修医募集要項のページをご覧ください)

  1. 募集定員6名
  2. 募集及び選考方法(決定となり次第、 研修医募集要項 に掲載します。)
    応募時期:令和7年6月中旬~8月初旬(予定)
    応募先:〒047—8550 小樽市若松1丁目1番1号  小樽市立病院 事務部事務課 ℡ 0134—25—1211(内2804)
    提出書類:
    ① 履歴書(当院指定の様式による)
    ② 選考試験申込書(同上)
    ③ 卒業(見込)証明書
    ④ 成績証明書
    選考方法:面接試験(個人面接)による。
    選考試験:令和7年8月中旬(予定)
  3. マッチングについて
    ・当院は日本医師臨床研修マッチング協議会(以下、「協議会」という。)のマッチングプログラムに参加し募集を行っていますので、選考試験を受ける者は同プログラムに参加し、登録を行う必要があります。(2次募集を除く。)
    ・当院は選考試験の結果を基に、同プログラム上で希望順位を登録します。
    ・マッチングの結果、当院の臨床研修プログラムにマッチした場合は当院において研修する義務が生じ、取消しすることができません。
    ・マッチした者が医師国家試験に不合格となった場合は採用することができません。
    ・上記の他、協議会の示す運用ルール(規約)に従う必要があります。
    ・いわゆる地域枠対象で大学へ入学された方は契約状況等の確認のため、応募の際に必ず申し出てください。

1-(3)研修の開始時期

令和8年4月1日

1-(4)研修医の処遇に関する事項

(内容はホームページに掲載した時点の状況であり、研修開始時及び研修期間中に変更となる場合があります。)

  1. 身分 小樽市立病院医師(常勤)
    ・ 地方公務員法に規定する会計年度任用職員(フルタイム)
    ・ 地方公務員として職務に専念する義務を有する(アルバイトの禁止)
  2. 給与・手当
    1年次:年額6,908,800円(変動給※を含まない額)
    ・固定給:月額496,000円(給与、固定手当を含む)
    ・固定期末・勤勉手当:年額956,800円(支給月:6月、12月)
    2年次:年額8,161,000円(変動給※を含まない額)
    ・固定給:月額547,000円(給与、固定手当を含む)
    ・固定期末・勤勉手当:年額1,597,000円(支給月:6月、12月) 
    (※ 変動給は宿日直、時間外業務等の実績に応じる。)
    (参考:時間外・休日労働の令和6年度実績~1人当たり平均 約420時間)
  3. 勤務時間 月~金曜日(年末年始を除く) 8:30~17:00
  4. 当直 1か月 約3回
  5. 休暇 年次有給休暇:1年次は10日、2年次は11日。 健康増進休暇など有給の特別休暇等。
  6. 保険  1年次:北海道都市職員共済組合、厚生年金、労災保険、雇用保険  
        2年次:北海道都市職員共済組合、公務災害補償基金
  7. 宿舎   借り上げ公宅制(48,800円までの病院負担あり。)
  8. 研修医室 あり
  9. 健康管理 定期健康診断 年1回  
  10. 病院賠償責任保険 病院において加入(医師賠償責任保険の加入については任意)
  11. 外部の研修活動 学会、研究会等への参加:可(参加費用の病院負担あり(上限あり))
  12. 妊娠・出産・育児に関する取組
    ① 産前・産後休暇(有給):出産(予定)日を基準に、産前8週間(双子等多胎妊娠の場合は14週間)以内、産後8週間の休暇取得
    が可能
    ② 育児休業(無給):3歳に満たない子を養育するために、育児休業を開始する1か月前までに請求し承認を受けた上で、最大で子が3歳になるまで休業が可能
    ③ 院内保育所の利用:可(夜間保育:有)
    ④ 院内授乳スペース:有
    ※ ①・②の休暇・休業期間は研修の休止期間としてカウントされます。

1-(5)臨床研修病院の概要

小樽市は道央圏に位置し、約10万3千人の人口を有する港町、観光都市として知られています。
当市の市立病院は、明治・大正期の官立や公立だった時代を含め、小樽・後志地区における医療の中心的役割を担ってきましたが、平成26年12月に「市立小樽病院」と「小樽市立脳・循環器・こころの医療センター」を統合・新築し、「小樽市立病院」として新たなスタートを切りました。
小樽市立病院では、病院の基本方針を構成する四つの柱として「がん診療」、「脳・神経疾患診療」、「心・血管疾患診療」、「認知症疾患診療」を掲げ、後志二次医療圏の基幹病院として高度・急性期医療を担い、救急医療にも積極的に取り組むこととしています。
地域に向けた取り組みとしては、昭和44年に公設公営では全国で初めてとなるオープン病床を小樽市医師会と共同で開設して以来、長きにわたり運営を継続し地域医療に貢献してまいりました。 また、令和3年4月には「地域がん診療連携拠点病院」に指定、同年6月にはコロナ禍の真っただ中に病院機能評価を更新、令和6年4月には後志圏域で初の「地域医療支援病院」に承認されました。このほか、感染症指定医療機関、災害拠点病院等の指定を受けています。

1-(6)研修プログラムの変更内容(令和7年4月30日付け北海道へ届出済み)

  • 変更日:令和7年4月30日
  • 変更内容:
    1 臨床研修を行う分野、及び分野ごとの研修期間の変更
      変更前:選択必修8週 変更後:選択必修4週
    2 必修科目・分野に総合診療(8週)を追加
    3 地域医療分野の協力施設に寿都町立寿都診療所を追加

2.年次報告等

医師法第16条の2第1項に規定する臨床研修に関する省令(平成14年厚生労働省令第158号)第12条の規定に基づき年次報告等の様式を公表します。(令和6年4月30日届出)

問合せ先:事務課庶務グループ(臨床研修担当)
     TEL 0134-25-1211 内線2804
     Fax 0134-32-6424

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