アディポ健診
どうして太ると病気になるの?
アディポは正確に言うと「アディポネクチン」と呼び、からだの脂肪細胞から作られるホルモンのひとつです。このホルモンは善玉ホルモン・長寿ホルモンと言われ、インスリンの効きを良くして糖尿病を抑えたり、血圧を下げたり、血管の炎症を抑えて動脈硬化を防いだりします。
アディポネクチンは脂肪細胞から作られますが、太ると脂肪細胞が膨れて、分泌量が減ってしまいます。一般に「太ると生活習慣病にかかりやすくなる」とされますが、これはアディポネクチンが減少するためと考えられています。
良い肥満とたちの悪い肥満
世の中には、小太りでも病気知らずの人がいれば、体重が少し増えただけで動脈硬化が進む人もいますが、これもアディポネクチンの減少が関係していると考えられます。将来の糖尿病、高血圧、動脈硬化への不安に対して、少しくらい太っていても、アディポネクチンが十分出ている人は余裕がありますが、逆にやせ形でもアディポネクチンが少ない人は安心してはいけないことになります。このように、ただ、ウエストの値を気にするだけでなく、アディポネクチンを知ることで、自分の過去と未来の健康を考えていけるのです。
アディポ健診とは
アディポネクチンとHDL(善玉)・LDL(悪玉)コレステロールの数値を採血した血液で調べ、動脈硬化の度合いを動脈硬化検査(血圧脈波)で調べて、直接に医師が結果を伝え、説明・助言します。この「アディポ健診」を新たな健康管理の指標にお役立てください。
料金 | 3,000円 |
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内容 | 4項目セット アディポネクチン・HDLコレステロール・LDLコレステロール・動脈硬化検査(血圧脈波) |
ご利用方法
- 保険証は必要ありません。当院の診察券をお持ちでしたらお出しください。
- 申込みは8:30~16:30の間(休日を除く)いつでも可能です。
- 申し込まれた当日から2週間以降に診察がありますので、再び来院していただきます。
申込日(所要時間20分)
- 1階受付ロビーの券売機で申込券を取得します。※この段階で料金のお支払いはありません。
- 7階けんしんセンターに申込券を出します。
申込書記入と診察日を予約します。 - 採血
- 1階3番窓口で会計(3,000円)
- 帰宅
診察日(所要時間40分)
- 来院して直接、生理検査(Hブロック)ブロック受付に検査予約表を出します。
- 動脈硬化検査(血圧脈波)を行います。
- 担当医の診察を受けます。
- 帰宅
お申し込み・問い合わせ先
小樽市立病院 けんしんセンター | TEL 0134(25)1211 内線 3700、3708 |
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