PET-CT検診(休止中)

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PETCT

全身のスクリーニングでがんを早期発見

PET-CT検診とは

PET-CT検診を受けるには

PET-CT検診 Q&A

PET-CT検診の流れ

料金コース一覧

PET-CT検診とは

 当院のPET-CT検診はPET-CTを使用して行われる検査です。
PET-CTとは、PET(Positron Emission Tomography : 陽電子放出断層撮影)とCT(Computed Tomography:コンピューター断層撮影)の特徴を融合させた最先端の検査です。
PETは、がん細胞が成長のために通常細胞に比べ多くのブドウ糖を消費する性質(代謝)を利用し、ブドウ糖類似物質の薬剤(FDG)を体内に投与して、その物質が多く集まる場所(分布)からがんを発見することが可能となる検査です。
PET-CTは、PETにより得られた画像とCTの鮮明な画像を同時に処理することができます。これにより1㎝程度の大きさの早期のがんを発見することができ、病巣の部位を正確に把握することができます。
また、一度の検査で、ほぼ全身を調べることができるため、がんの早期発見、病期診断、転移、再発や、がんの可能性が疑われながら他の検査で病巣が発見できない原発不明がんの診断を調べるのに特に有用な検査とされています。

 なお、この検査でもすべてのがんが発見できるわけではありません。特定の臓器、部位によっては発見が困難な場合があります。

肺がんの症例

肺がんの症例

骨転移が疑われる症例

骨転移が疑われる症例

発見されやすいがん

肺がん・乳がん・大腸がん・卵巣がん・子宮体がん・悪性リンパ腫

発見されにくいがん

胃がん・子宮頸がん・前立腺がん・腎がん・膀胱がん

※ブドウ糖類似物質の薬剤(FDG)が集積する傾向を利用した検査のため、もともと血糖値が高い方は、正しい結果が得られにくい場合があります。

PET-CT検診を受けるには

PET-CT検診は「完全予約制」となっております。

希望日の10日前までに下記まで電話にてお申込み願います。

予約窓口

電話(代)0134-25-1211内線(3700,3708) 《担当》けんしんセンター

予約受付時間

月曜日~金曜日(13:00~16:00)

受診日

火曜日、水曜日、木曜日、金曜日(要予約)

PET-CT検診 Q&A

Q:検診前日に注意しなければならないことは?
A:

  • 検診前日と検診当日は激しい運動や肉体労働は控えてください。激しい運動により筋肉に炎症が起こる(筋肉痛など)と、その部分の糖代謝が活発になり、FDGを集めてしまいます。
    → 結果、FDGが病気に集まる割合が少なくなり、診断が困難になってしまいます。
  • 糖分を含む飲料(ジュース、スポーツ飲料、コーヒー、紅茶など)、飴、ガムなどもとらないでください。糖分の含まれていない飲み物(水、お茶)は飲んでもかまいません。

Q:検診当日に注意しなければならないことは?
A:

  • 検診予約時間の6時間前から食事はとらないでください。FDGを注射するタイミングが、「食後すぐ」の場合、血糖値の上昇により、FDGが全身の筋肉へ行きわたってしまい、その結果がん細胞への集積が不明瞭になり、病巣を見つけることが困難になってしまいます。より良い検査画像を撮るためには 「5時間以上の絶食 」 は重要な条件です。
  • 検査終了後、24時間は、FDGに含まれる微量の放射能が体内に残っているため、乳児、妊産婦との接触は避けてください。
  • 検査に使用するFDGは、余った分などが主に尿とともに排出されますので、トイレに行った後は、十分な手洗いを心がけてください。

Q:薬の服用について注意しなければならないことは?

A:

  • お薬は、検診前日までは通常通りの服用で構いません。糖尿病の薬を使用されている方は、検診当日の糖尿病の薬(内服・インシュリン)は使用せずにお持ちください。糖尿病以外のお薬は内服いただいてかまいません。貼り薬については、検査時に外していただきますので、継続して貼られる方は、貼り直す分を別途ご用意ください。

Q:急に検診が受けられなくなったときはどうしたらいいですか?

A:検診前日の午後3時までに、下記へご連絡ください。

  (検査が月曜日の場合は、前の週の金曜日午後3時まで。)

連絡先:小樽市立病院 核医学検査室 (平日午前9時~午後5時)0134-25-1211 内線1030

※PET検査には使用期限が非常に短い特殊な薬剤を使用しており、受診者に合わせて注文をしていますので、急なキャンセルや、予約時間に遅れることがあると、薬剤を使用することができなくなります。
上記日時までにご連絡がなくキャンセルされますと、キャンセル料48,810円が発生しますのでご留意ください。

PET-CT検診の流れ

PET-CTの検査時間そのものは、20~30分程度ですが、前後の準備や来院されてから会計が終了するまでの所要時間は2時間半程度です。

来院・受付(総合案内)

 予約時間の30分前までに、総合案内におこしいただき、PET検診の旨と、お名前をお知らせください。

問 診(7階 けんしんセンター)

 けんしんセンター受付に問診票を提出し、検診担当医の問診を受けます。

検査説明(地下1階 核医学検査室)

 核医学検査室の看護師が、検査の流れを詳しく説明します。

着替え

 PET検査の方専用の待機室があり、そちらで着替えていただきます。

測定(体重・血糖等)

 問診票の確認と、体重、血糖値の測定をします。

薬剤注射

 ブドウ糖類似物質の薬剤(FDG)を静脈から注射します。

16FDG投与中

検査(撮影)前の安静(1時間程度)

 体内に薬剤が行きわたるまで、「待機室」で安静にしてお休みいただきます。途中水分補給をします。刺激を避け、体内に薬剤が行きわたるのを待ちます。

排尿

 検査前に、膀胱内にたまったFDGの代謝物をすっかり排出するために、お手洗いをすませていただきます。

検査(PET-CT撮影)

 PET-CT検査を開始します。16チャンネルのCTを撮影するため12秒程度の息止めを2回していただきます。続いてPET検査を20分ほど実施します。

31位置合わせ

56検査中

検査(撮影)後の安静(約20~30分)

 体内に残ったFDGを減衰させるため、安静を保ちます。

会計(1階会計窓口)

検診結果郵送(受診日から2週間前後)

料金・コース一覧

*クレジットカードによる分割可能

PET-CT単独コース

77,000円(内、消費税7,000円) 1日コース
 PET-CT 内臓脂肪CT(メタボ)
オプション  +11,000円(内、消費税1,000円)
血液/尿/便/腫瘍マーカー

特徴

PET-CTによるがん検診です。内臓脂肪測定によるメタボ検診も含みます。

オプション:一般血液検査、尿、便、腫瘍マーカー

Executive コース

143,000円(内、消費税13,000円) 2日間コース
 PET-CT 骨盤部MRI 血液/尿/便/腫瘍マーカー
 心電図/肺機能(※) 胃内視鏡(※) 動脈硬化(血圧脈波)(※)
 内臓脂肪CT(メタボ) 甲状腺超音波(※)   (※)は2日目
 女性オプション   +11,000円(内、消費税1,000円)
骨密度/マンモグラフィー/子宮頸がん細胞診
*マンモグラフィーは女性技師が担当します。

特徴

血液検査、心電図、肺機能、胃内視鏡などの基本的な人間ドック検診に、PET-CT、骨盤部MRI、腫瘍マーカーなどによるがん総合検診です。
動脈硬化や内臓脂肪測定によるメタボ検診も含みます。
一般の検診では受ける機会の少ない甲状腺超音波検査も含んでいます。

Premium コース

176,000円(内、消費税16,000円) 2日間コース
 PET-CT 骨盤部MRI 血液/尿/便/腫瘍マーカー
 心電図/肺機能(※) 胃内視鏡(※) 動脈硬化(血圧脈波)(※)
 内臓脂肪CT(メタボ) 甲状腺超音波(※) 脳MRI/MRA
頸動脈超音波(※) 心臓超音波(※)  (※)は2日目
 女性オプション   +11,000円(内、消費税1,000円)
骨密度/マンモグラフィー/子宮頸がん細胞診
*マンモグラフィーは女性技師が担当します。

特徴

Executive コースに加えて、脳MRI/MRAと頸動脈超音波検査による脳ドック、さらに心臓超音波検査を含みます。

その他

電話予約の後、予約確定後にスケジュールを電話でご案内後に必要書類を郵送いたします。
全てのコースで検査結果は総合レポートとして、2週間程度で郵送いたします。
必要な場合は紹介状(診療情報)を添付いたします。
結果についてのご相談は、いつでも無料で、お気軽に電話で承ります。

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