認知症疾患医療センター
当院は、平成26年7月16日に北海道から「北海道認知症疾患医療センター」の指定を受けました。
当院の認知症疾患医療センターはセンター長である医師、公認心理師、精神保健福祉士、看護師と多職種で構成されており、次のような業務、活動を行っています。
- 認知症に関する受診等の相談をお受けしています
- 外来では認知症かどうか、どの種類の認知症なのかといった鑑別診断を行っています
- 入院では周辺症状と身体合併症の急性期治療に関する対応を行っています
- 後志管内の連携を目的とした関係機関との協議会(「後志認知症疾患医療連携協議会」)を年2回開催しています。また、全道の認知症疾患医療センターが年2回集まる研修会に参加し、連携や情報共有を図っています
- 道内外の認知症分野でご活躍されている方を講師にお招きし、市民向けまたは医療・介護関係者向けに認知症に関する公開講座を毎年開催しています
当院の受診をご希望の方へ
当センターはかかりつけ医との連携を重視しております。
日頃通院されているかかりつけ医療機関がある方、またはお近くの認知症専門医療機関(精神科、脳神経外科、脳神経内科)などを受診されたことがある方はご相談の上、紹介状をお持ちください。
当センターでの受診は精神科となります。
認知症が疑われたら
もの忘れだけではなく、生活の中でこのようなことが気になる場合には受診をご検討ください。
- 日にちや曜日、時間などを忘れたり、間違ったりする
- 何度も同じことを確認する
- なくし物が増える
- 家事や買い物など、これまでできていたことが出来なくなる
- 銀行や郵便局のATMでお金をおろすことが難しくなる
- それまで好きだったことに興味を示さなくなる
- イライラすることや意固地になることが増える
- 電子レンジや電話など、家電が使えなくなる など
持ち物
健康保険証、おくすり手帳、かかりつけ医からのお手紙
*受診や認知症に関する相談を受け付けております。下記にお問い合わせください。
小樽市立病院 認知症疾患医療センター TEL 0134(25)1211 (代表)
外来担当医表
*精神科外来の初診は令和5年9月4日から予約制となりました。
精神科ページで受診方法についてご確認ください
その他
ご家族やケアマネージャーさんなど、普段の生活の状況をよくご存知の方と一緒にお越ください。
受診の流れ
医療機関の方へ
当センターでは、認知症鑑別画像検査のご依頼をお受けしております。
予約可能な検査:頭部MRI、脳血流スペクト、ドパミントランスポーターシンチグラフィ、MIBG心筋シンチ
認知症鑑別画像検査のご利用案内
- 所定の診療情報提供書を認知症疾患医療センターへFAXしてください。
- 各検査の検査予約票を認知症疾患医療センターよりFAXします。
- 当日は必ず予約時間の30分前までに受付窓口 「①新患・再来受付」で受付していただくよう、患者様にご説明をお願いいたします。
- 検査後の診察はありません。お会計後にお帰りいただきます。
- 検査結果のレポートと画像データは後日(1週間程度)、当院からご依頼元の医療機関へ発送いたします。
*認知症鑑別画像検査の依頼をしていただく際には、留意事項がございます。以下の様式ダウンロードよりご確認ください。
様式ダウンロード
認知症疾患医療センター 講演会
認知症疾患医療センター 広報誌 白樺通信
第1号(2019年7月発行)
第2号(2019年12月発行)
第3号(2020年5月発行)
第4号(2020年8月発行)
第5号(2020年11月発行)
お問い合わせ
何かご不明な点がございましたら下記にお問い合わせください。
また、認知症に関するご相談もこちらで受け付けております。
小樽市立病院認知症疾患医療センター TEL 0134(25)1211(代表)