禁煙外来

外来診療日

午前 火・水・木 8:40〜11:00
午後 火・木 1:30〜3:00
※完全予約制となっておりますので、事前にお問合せください。

 

診療内容の概要など

喫煙者のほとんどは「ニコチン依存症」という病気です。この病気の恐ろしいところは、単に麻薬と同じ薬物依存状態になるだけでなく、タバコに含まれる4,000種類以上の化学物質と、放射性物質(ポロニウム)を含む60種類以上の発がん性物質によって、全身のがんと動脈硬化性疾患(脳卒中、心筋梗塞、動脈閉塞(へいそく)症)になるリスクが非喫煙者の数倍から数十倍になることです。しかもタバコは喫煙者本人だけではなく、家族・友人やその他大勢の人に受動喫煙による健康被害を与えます。

統計的事実として、喫煙者の平均寿命は8〜10年短く、全世界で毎年約700万人がタバコが原因で死亡しています。国際保健機構(WHO)は、「タバコは、通常の使用法でも確実に死に導かれる唯一の製品」であり、「タバコ規制は死を防ぐことができる最大の手段」としています。

先進諸国では、既にタバコの害が認識され禁煙運動が盛んに行われています。

 

主な治療内容

標準的な禁煙治療は、医師によるカウンセリングと禁煙補助剤の処方で行われます。

禁煙治療には、定められた条件を満たす施設で、保険診療が認められています。保険診療の基準を満たさない場合でも、自由診療で治療を行うことができます。

保険診療の利点は、保険により治療費が安く済むことです。3割負担の方なら、3ヶ月間に計5回の診療でおよそ2万円以内で済みます。欠点として、途中で禁煙に失敗したときには1年以上たたないと再び保険診療が受けられないこと、診療の回数や期間に制限があることなどが挙げられます。

自由診療では、保険が効かないため治療費は全額自己負担となりますが、診療の回数や期間に制限がないのが利点です。保険診療では2週間から4週間毎に計5回しか診察できませんが、自由診療では何度でも受診できます。禁煙に失敗しても、翌月すぐに再挑戦することもできます。一人でも多くの方に禁煙してもらうため、禁煙補助薬の費用のみで診療しています。2ヶ月の診療で禁煙できた場合、およそ2万円で済みます。

予約制ですので、電話でお申し込みください。

 

医師紹介

髙川 芳勅
日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、日本高血圧学会FJSH(特別正会員)、日本高血圧学会専門医、日本禁煙学会専門医、臨床研修指導医

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