入院される方へ

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患者さんの権利と責務

 患者さんの権利

当院で診療を受ける方は、次のような権利があります。

  1. 安全で良質な医療を公平に受ける権利があります。
  2. 医療内容を選択する権利があります。
  3. 他院の医師の意見(セカンドオピニオン)を求める権利があります。
  4. 症状や医療内容について、十分な説明を受ける権利があります。
  5. 個人情報が保護される権利があります。
  6. 診療録(カルテ)の開示を受ける権利があります。

 患者さんの責務

当院で診療を受ける方には、医療従事者とともに医療に参加し、協力する責務があります。

  1. ご自身の病歴、薬歴、症状などの健康に関する情報は、できるだけ正確にお伝えください。
  2. 治療などの説明について十分納得された上、選択された治療方針に沿って治療に専念してください。
  3. 全ての患者さんが、適切な療養環境で治療に専念できるよう、社会的ルールや病院の規則を守り、職員の指示に従ってください。
  4. 適切な医療を維持していくために、医療費は遅滞なくお支払いください。

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入院の手続きについて

  • 入院の予定が決まっている方は、指定された日時に総合案内(正面玄関を入って右側)
    へお越しください。その際に、総合案内の担当者へ診察券と検温表と健康保険証の提示をお願いします。その後、病棟までご案内いたします。
  • 入院の手続きに必要な書類は、病室に到着してから病棟の担当者が病室へお伺いしますのでご提出願います。
  • 3か月以内に他の病院に入院されていた場合は、入院期間をお知らせください。
    「退院証明書」をお持ちの方はご提出願います。
    注) 時間外に入院された場合も、入院の手続きは同様となります。

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入院時にご持参いただくもの

①入院手続きに必要なもの

  • 診察券
  • 健康保険証(マイナンバーカードでの確認も可能)
  • 限度額適用認定証(お持ちの方のみ)
  • 各種医療受給者証(お持ちの方のみ)
  • 入院保証書
  • 入院問診票
  • 印鑑(必要となる場合があります)

②現在服用中のお薬(下記「お薬について」を参照ください)

  • 服用中のお薬(薬の説明書がありましたらお持ちください)
  • お薬手帳

③身の回りのもの

  • 不織布マスク・下着(数枚)・上着(ガウン、カーディガンなど)・靴下
  • 病衣を使わない方はねまき(パジャマなど)
    ねまきとして、病衣を一日50円でお貸ししています。
    病衣の交換は週2回となりますが、必要な場合は遠慮なくスタッフにお申し出ください。
  • はきもの(すべりにくいもの。スリッパやサンダルはさけてください。)
  • 筆記用具・イヤホン(テレビを見る時に必要となります)
  • ※シャンプー・石けん(ボディーソープ)
  • ※バスタオル(入浴時等に使用)フェイスタオル(入浴時・洗面時)
  • ※洗面道具(歯ブラシ・歯みがき粉・コップ)
  • ※ティッシュペーパー
  • 表中の※印のものは、入院セットのレンタルを申し込みますと下記の料金で使用することができます。
    (詳しくは病棟の係員にお尋ねください。)  入院セット 一日 170円(税別)※令和6年6月1日(土)より、一日 200円(税別)になります。
  • 使用可能な電気製品
    電気カミソリ・携帯電話充電器・ラジオ・CDラジカセ・DVDプレーヤーなど(ただし、ラジオは電波状況により聴きづらいことがあります。)
  • はしやスプーンは食事の際、お膳についてきます。
  • 紙おむつは当院でもご用意しており実費にて提供しております。 ご希望される方は、病棟係員にお申し出ください。
  • はさみ、ナイフ等の危険物やライター等の火気類の持ち込みは固くお断りしております。

貴重品について
貴重品や多額の現金はお持ちにならないようお願いします。
日常的に必要な現金等は、ベッドの横にあるセーフティボックスに入れて自己管理をお願いします。万一、盗難・紛失などが起こっても、当院では責任を負いかねます。

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お薬について

  • 当院では、入院中の安全なお薬の使用のため、患者さんが現在服用しているお薬について薬剤師が確認しております。
  • 当院または他院で処方されたお薬がありましたら、服用中のお薬とお薬手帳、またはお薬の説明書を入院時に必ずご持参願います。

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病棟・病室について

病室は4人部屋が標準です。

  • ベッドサイドにはテレビ、冷蔵庫(いずれも有料プリペイドカード式)、床頭台(セーフティボックス付き)、ロッカーを備え付けております。
  • 4人部屋の各部屋に洗面台(1か所)がありますのでご利用ください。
  • テレビ、ラジオ、CD、DVDなどをご利用になる際は、イヤホンを使用し、同室の患者さんの迷惑にならないようご配慮願います。(イヤホンは、2階売店でも販売しております。)

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室料差額について

当院では患者さんのご希望により、有料個室をご利用いただけます。ご希望の方は、入院予約時または入院時に看護師にご相談ください。また、有料個室の使用料(1日につき、消費税及び地方消費税相当額10%込)は下記のとおりとなります。

有料個室の料金計算について

有料個室の料金計算は、午前0時を起点としておりますので、入院日・退院日・移室日も1日料金として取り扱わせていただきます。また、お部屋内の設備や物品の自己破損等については、実費負担となります。

(例) 1泊2日で入室した場合は、2日分の料金となります。

また、病棟の有料個室の利用状況により、ご希望に添えない場合や、入院後にやむを得ず病室の移動をお願いする場合もございますのでご了承ください。

特別室(2室) 11,000円(税込)

〈7階〉716、717

設備:トイレ・テレビ・冷蔵庫・洗面台・シャワー付ユニットバス・ソファベッド・電子レンジ・キャビネット・流し台・IHコンロ・ロッカー (面積 29.2㎡)

一般個室(30室) 3,300円(税込)

〈3階〉316、317、318、320、321、362、363、365、366

〈4階〉416、417、418、420、421、422、466、467、468、470、471、472

〈5階〉515、518、520、521、570、571

〈7階〉718、720、721

設備:トイレ・シャワー・テレビ・冷蔵庫・洗面台・ソファ (面積 20.2㎡)

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入院中の診療について

  • 入院診療計画については医師がご説明いたします。診療については患者さん、ご家族の要望をお伺いしますので、医師や看護師に率直にご自身の希望を伝えてください。
  • 電話等による病状のお問い合わせにはお答えしておりません。
  • 入院中は医療安全の観点から、バーコードで患者さんを確認できる「リストバンド」をつけさせていただいております。
  • 当院に入院中の他医療機関の受診は、原則として当院で行うことのできない専門的な診療が必要となった場合や緊急でやむを得ない場合のみとさせていただきます。(ご家族が他医療機関にお薬をもらいに行く場合も同様となります。)
    他の医療機関へ受診を希望される場合は、必ず病棟看護師へご連絡ください。

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食事について

  • 食事は医師の指示により、患者さんの病状に合わせた内容で提供をいたします。
    (糖尿病や減塩など、食事療養中の患者さんは、当院の食事以外はお控えください。)
  • 食事時間は適時(朝食8時頃 昼食12時頃 夕食18時頃)・適温にてご提供いたします。

Wi-Fiの利用について(無料)

  • 各病棟、デイルーム、2階売店前でご利用いただけます。
  • SSID:Otaru_Free
    パスワード :otaru251211(すべて小文字 オー・ティ・エー・アール・ユー・251211)
    ※お使いの機種により、QRコードでは接続できない場合があります。SSID、パスワードを入力してご利用ください。

<注意事項>
※ 回線の混雑および電波状況等により、十分な速度で通信が行えない場合があります。
※ 利用に当たり必要な機器の貸し出しは行っておりません。ご自身でご用意ください。
※ メンテナンス等により、予告なくサービスの提供を中止する場合があります。
※ 本サービスの利用により生じたあらゆる損害、損失について当院は一切責任を負いません。

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付き添いについて

  • 特別な理由で付き添いが必要になる場合は、病棟師長にご相談ください。
  • 付き添いの際には有料となりますが寝具のレンタルがあります。
  • 有料寝具の申し込みは、病棟の係員へ平日16時までにお申し出ください。なお、平日の16時以降および土日祝日は、病棟看護師へお申し出ください。料金は別途いただきます。(1日330円税込)

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入院中の過ごし方

  • 入院中は、医師、看護師の指示をお守りください。
  • 起床時間は6時、消灯時間は21時になっております。起床時間前や消灯時間後のテレビ、洗濯などは他の患者さんの迷惑になりますのでご遠慮ください。
  • シャワーまたは入浴は病状に合わせてご利用いただけます。
  • 体温計は入院時にお渡ししますので、自己管理をお願いしております。体温計を紛失、破損された場合は、実費負担となります。
  • 退院の際は、ナースステーションに声をかけてください。

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外出・外泊について

  • 入院中の外出・外泊は、主治医の許可が必要となります。
  • 外出・外泊を希望される場合は、主治医または看護師にご相談ください。
  • 外出・外泊中の事故等については、当院はその責任を持ちません。
  • 無断で外出・外泊された場合は、退院していただくこともあります。
  • 外出・外泊から戻られたら、必ずスタッフステーションにご連絡ください。

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携帯電話の使用について

  • 携帯電話のご使用については、マナーを守って下表のとおりご協力をお願いします。医療機器は携帯電話の電波により誤作動の可能性がありますのでご理解ください。
  • 院内では、他の患者さんの迷惑にならないよう、マナーモードにしてください。
  • 院内では、個人情報保護の観点から、携帯電話での写真撮影はご遠慮願います。
場所 通話 メール
Web等
エリアごとの留意点

待合室・廊下(病棟を除く)・食堂・ロビー・エレベーターホール・デイルーム等

  • 医療電気機器を使用している患者さんからは1m以上離れてください。
  • 歩きながらの使用は危険ですので控えてください。
病室(個室)
  • 医療電気機器を使用している患者さんからは1m以上離れてください。
病室(個室以外) ×
診察室 × △※
  • 電源を切る必要はありません。
  • 医療電気機器を使用している患者さんからは1m以上離れてください。
  • ※診療の妨げや他の患者さんの迷惑にならないよう使用は控えてください。

手術室・ICU・SCU・検査室・放射線室・内視鏡室

× ×
  • 電源を切る、または電波を発しないモードにしてください。

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入院の費用について

(1)入院費の計算方法について

  • 当院では平成24年4月からDPC制度を導入しているため、疾病やその症状・治療行為をもとに厚生労働省が定めた「診断群分類」に基づいて、1日当たりの定額医療費を決定して計算をしております。

(2)入院中の会計について

  • 入院費は月ごとに請求させていただきます。月をまたいで引き続き入院される方は、月末に1ヶ月分の入院費を計算し、翌月の11日以降に病棟の係員が「入院診療費のご案内」をお届けしますので、診察券をご持参し、1階の自動精算機でお支払いください。
    ※ クレジットカードによる支払いも可能です。

(3)退院時の会計について

  • 退院時に医療費の請求書ができましたら、病棟の担当者が「入院診療費のご案内」を病室へお届けいたします。診察券をご持参し、1階の自動精算機でお支払いください。ただし、退院当日の検査等により追加料金が発生した際は、後日ご連絡させて頂きますのでご了承ください。お支払いの内容によっては自動精算機がご利用できない場合がありますので、請求内容などご不明な点がございましたら病棟の担当者までお問い合わせください。
    また、退院より前に医療費の概算を知りたい場合は、病棟の担当者にお知らせください。

(4)保険外サービス費(実費徴収)について

  • 入院中に使用する保険外サービス(実費徴収)とは、保険が適用されないサービス費をいい、実費でのお支払いとなります。

(5)食事代(食事療養費)について

  • 入院中の食事代は、1食につき490円の自己負担となります。
  • 住民税非課税世帯の方や入院期間が長期に及んでいる方は減額制度が適用となり、食事代が上記金額より減額となります。
  • 自己負担の減額には、「限度額適用認定証」を当院1階の入退院受付窓口(⑤番)に提示していただく必要がありますので、ご加入の各健康保険の担当窓口等にて発行手続きしてください。ご不明な点がありましたら、入退院受付窓口(⑤番)または病棟の係員へご相談ください。
  • 患者さんの都合による急な食事のキャンセルについては食事代をご負担いただきます。

(6)その他

  • 月に1度、健康保険証の確認を行っておりますので入退院受付窓口(⑤番)へお持ちの健康保険証をご提示ください。
  • 入院後に保険証や各種医療費受給者証に変更・更新がある場合、また、新規に交付を受けた場合には、その都度、入退院受付窓口(⑤番)へご提示ください。
  • 健康保険の限度額適用認定証をお持ちの場合は、病棟の担当者もしくは入退院受付窓口(⑤番)へご提示ください。

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診断書や証明書などが必要なとき

  • 診断書や証明書は、退院の手続きが終了した後に、1階文書依頼受付窓口(②番)へお申し出ください。
  • 入院中に診断書や証明書が必要な場合は、病棟の係員にご相談ください。
  • 書類のお渡しまでは通常2週間ほどお時間をいただいておりますのでご了承ください。

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診療情報の提供(カルテ開示)について

  • 患者さんからの求めに応じて、診療情報の提供(カルテ開示)を行っております。開示には所定の手続きが必要となりますので、病棟の担当者または総合案内へご相談ください。

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災害など非常時について

  • 入院時には、必ず非常口の位置をお確かめください。
  • 地震・火災など非常事態が生じたときには、職員の指示や誘導に従ってください。
  • 災害発生時は、エレベーターは使用しないでください。

当院から転院される患者さん、ご家族の方へ

当院は小樽・後志地域で、救急患者さんの受け入れ、手術や高度な治療を行う基幹施設としての役割を担っています。患者さんによっては、治療後、体力や食欲が落ちて自宅に直接退院することが難しい場合があります。
そのような場合、当院での治療に一区切りがついた時点で、連携医療機関に移って集中的にリハビリを受けることで、元気に生活できるようになる方がたくさんおられます。当院から直接、自宅に帰ることに不安がある方は、リハビリや療養目的の転院になる可能性があることを念頭に治療にご協力いただきますようお願い申し上げます。
小樽・後志地域ではリハビリ病院や療養型施設が限られており、患者さんの病状によっては札幌の病院になる場合もあります。
以下の連携病院の中には、療養型施設を併設し、自宅への退院が叶わない患者さんが施設に移る際でも、ご家族に負担がかからないよう配慮している病院もあります。
主治医とご相談の結果、転院手続きとなった際には患者支援センターの専門スタッフが親身に対応させていただきます。何卒ご理解の程お願い申し上げます。

札幌圏の主な連携医療機関

  • イムス札幌内科リハビリテーション病院
  • 札幌西円山病院
  • 札幌渓仁会リハビリテーション病院
  • 札幌緑誠病院
  • 札幌宮の沢病院
  • 札幌田中病院
  • 手稲いなづみ病院 など

    ※ 連携病院によっては、受け入れが困難な疾病があります。

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