栄養管理科

栄養管理科は、医療技術部門に属し、医師、看護師など他の医療スタッフと連携をとりながら、患者さんに満足していただける栄養・食事管理に努めています。当院の食事は1日800~900食提供しており、一人一人の状態にあった食事を提供するため、様々な食種や食事形態に対応できるようにしています。「安全でおいしく、個々の病状にあった食事を提供することにより、患者さんの栄養状態の改善を図り、疾病治療に貢献すること」を目指し日々の業務を行っています。

食事提供

医師の指示に基づき、患者さん一人一人の病気や症状にあわせた食事を温冷配膳車により、温かい料理と冷たい料理の適温で提供しています。

配膳時間

朝食・・・8:00頃 昼食・・・12:00頃 夕食・・・18:00頃

種類

一般の患者さんには年代別、食事療法の指示の患者さんには病態別(糖尿病食、腎臓病食、肝臓病食、潰瘍食など)、手術後の患者さんには術後食、咀嚼や飲み込みがうまく機能しない患者さんには嚥下調整食、化学療法の食欲低下の患者さんには個別に対応する食事などを提供しています。

その他

選択メニュー:常食の患者さんを対象に1週間に1回選択メニュー食を提供しています。

行事食 :お花見や端午の節句、おたる祭りなどの行事食を提供しています。


疾病予防啓発への取り組み:高血圧デー、糖尿病デーには特別メニューを提供しています。

5月17日 高血圧デー

「高血圧デー」では、高血圧予防のために減塩食 (食塩相当量2.0g未満)を提供しました。「かれいのゆず味噌焼き」はゆず味噌でゆずの風味を、「じゃが芋の甘辛炒め」では、すりごまを利用してごまの風味を生かしました。酢の酸味でさっぱりした味つけに仕上げた「きのこの酢の物」「フルーツ」はオレンジを提供して、1食の食塩相当量は1.1~1.4g程に抑えることが出来ました。








栄養相談(入院・外来)

日時 : 月曜日~金曜日(祝祭日除く 9:30~16:00まで 所要時間30分程度)

対象 :当院に通院されている患者さんおよび入院されている患者さんを対象に、 栄養相談を行っています。

場所 : 2F栄養相談室 または病棟 にて行います。

内容 :心臓疾患、高血圧症、腎臓疾患、糖尿病、脂質異常症、胃腸疾患、肝胆疾患等 ご希望の方は、主治医または看護師、管理栄養士までお申し出ください。

管理栄養士取得資格

病態栄養認定管理栄養士、NST専門療法士、日本糖尿病療養指導士、がん病態栄養専門管理栄養士

糖尿病教室

1週間または2週間の入院コースで、糖尿病教室を実施しています。医師、看護師、検査技師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士などそれぞれのスタッフが講師を務めます。食事療法では、実際にごはんやパンなどの計量を行います。

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