消防救助隊と小樽市立病院DMATが救助訓練を行いました

 1月8日、小樽市消防署が旧市立小樽病院の建物を使って、警防技術訓練を実施しましたが、その一環として行った救助訓練に小樽市立病院DMATが参加しました。
 救助訓練は、震災により被害を受けた解体予定の高層医療施設が、余震による倒壊の可能性と内部一部損壊の状態にある中、建物内外で解体の調査中であった建築関係業者に負傷者が発生したという想定でした。
 現地に多数の負傷者を発見した消防の現地指揮本部より小樽市立病院へDMATの出動要請があり、それを受けてDMATが出動しました。
 コンクリート壁に下半身が挟まれ、動けない負傷者を救助するため、救助隊の誘導の下、DMATの医師1名が現場へ向かい、応急処置を行うとともに、救助者をバケットに固定し6階の窓からはしご車で下ろしました。
 訓練とはいえ本番さながらの真剣な緊迫した様子は、偶然通りかかった通行人も足を止めるほどでした。辺りが暗くなってくると、夜間を想定し、照明を当てた訓練も行いました。
 訓練を終えたDMATの岸川医師は「要請を受けた際に、どの程度の災害かをもう少し詳しく聞き、必要な医療用具を揃えて出動する必要があった。実際の雪国での災害の場合は装備を含め、今後の検討材料としたい。今回の消防との合同訓練は普段なかなかできない大変有意義なものでした。」と感想を話しました。

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