糖尿病と腎臓病についての市民公開講座が終了しました。

 6月11日(土)市民公開講座を開催しました。

講演1「糖尿病ってどんな病気?」

講師:小樽市立病院内科医長 糖尿病専門医 中垣 整

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 糖尿病という名のとおり「糖が尿の中に出る病気」とはどういうことかいう点から、なぜ糖尿病を治療しなければならないか、糖尿病の種類、治療法の話、糖尿病で通院している際、合併症は、必ず他の該当の診療科でも診察や健診をしてくださいといった注意点もあげられました。

※講演会の内容をより詳しくした糖尿病健康教室も、月に1度当院で開催されています。

糖尿病教育入院 について

 

講演2「腎臓病と言われた時の3つの注意点」

講師:小樽市立病院内科医療部長 腎臓病専門医 山地 浩明

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 腎臓病の最近の傾向や特徴、腎臓病でダメージを受けやすい部位についてや、本題の腎臓病と言われた時は ①早くから対処すること ②カリウムに注意すること ③病気は1~5段階まであり、病気が進んでいなくてもそれぞれのステージごとに注意すべき点がある。といった3つが、特に注意すべき点として説明されました。

 

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 講演会には90名ほどの聴講者が訪れ、糖尿病と腎臓病への関心の高さが伺えました。
 講演後の質疑応答では、ご自身の病状についての不安点や栄養面からの疑問点なども出、今回座長を務めた近藤院長からは、当院ではチーム医療として対応しており、医師だけではなく、看護師や管理栄養士などへも相談できるので、まずは通っている診療科の医師に相談し、該当の診療科へ紹介をしてもらうようにすると良いですと回答しました。
 ご協力いただいている手話通訳も好評で、回を増すごとにご利用の参加も増えています。

 

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