「新市立病院~最先端の医療機器と設備」市民講座を開催しました。
10月4日(土)、市民センターマリンホールにて、市立小樽病院、小樽市立脳・循環器・こころの医療センター合同の市民講座を開催しました。
あいにくの悪天候にも関わらず、多くの市民の方が来場され、新病院への関心の高さが伺えました。
13時から配布を開始した“健康チェック”の整理券は10分ほどで、すべて定員となりました。
講演内容は下記のとおりです。
- 血管手術に革命!~小樽後志に初登場「ハイブリッド手術室」
講師:小樽市立脳・循環器・こころの医療センター 心臓血管外科 医療部長 深田 穣治
内容:心臓血管外科で扱う閉塞性動脈硬化症と動脈瘤についてや、その治療法である、ステントグラフト内挿術、バイパス手術について、新病院に設置する“ハイブリッド手術室”は今までとどう違うのか、患者さんにとって何が良いのかを、市民にも分かりやすいような言葉や内容で説明しました。
- がんを見つけ出す「PET-CT」、がんを切らずに治療する「新型リニアック」
講師:市立小樽病院 放射線科 阿部 俊男
内容:PET-CTとはどのようなものか、新型リニアックの利点、患者さんのメリット、新病院に導入する新しい放射線機器(MRI(3T)、頭部撮影装置、マンモグラフィ、一般撮影装置など)の説明のほか、市立小樽病院の古い写真を使った歴史についても話しました。
- 救急・災害医療を飛躍させる「ヘリポート」登場
講師:市立小樽病院 医療部長 岸川 和弘
内容:新病院に併設する“ヘリポートの運用方法について、ヘリを所有するのではいこと、着陸できるヘリの種類(ドクターヘリ、災害用ヘリ)、後志管内からの救急車とヘリでの所要時間の比較、ヘリポート併設による患者さんのメリットについてスライドを使用しわかりやすく説明しました。
- 一足お先にお知らせする新市立病院の中身(1階フロア、外来、病室、交通、新市立病院見学会など)
講師:病院局経営管理部主幹(病院新築担当) 松木 秀樹
内容:新しい病院の1階フロア、外来、病室、手術室、ICU他、院内の様々な場 所や設備のほか、量徳小学校メモリアルガーデン、駐車場、バス停などについて説明しました。また10月26日に開催する新市立病院の見学会についてもご案内しました。
講演後の質問コーナーにもたくさんの質問が寄せられ、講義を行った医師、放射線技師らが回答しました。
また、『小樽市立病院見学会』は10月26日(日)9時から16時まで開催いたします。