「ポプラの会」~がん患者サロンの名前が決まりました

 昨年12月に市立小樽病院内に開設された「がん患者サロン」の名前が「ポプラの会」に決まりました。

 ポプラの花言葉「勇気」にちなみ、まっすぐ立つポプラの樹に自分の姿を重ね、参加者がお互いに勇気をあげたり、もらったりしながら、前を向いていきたいという思いを込めています。

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 第3回目の2月27日には14名の方が参加されました。

今回初参加された市内の70代の女性の方は、ステージIVで余命3カ月と告知され失意の底にいた時の気持ち、担当看護師の前で泣いてしまったこと、その後の気持ちの変化などを語られ、「つらくてやり切れなかったときに、このような会があって思いを話せたら、少しでも気持ちが楽になったと思う。『ポプラの会』開催は、すごく良かった。」と、しみじみと皆さんの前で話されていました。

 同じく初参加の別の女性は、「私は発病から年数も経ったけれど、まだ自分のことは人前で話せない。でも人の話は聞いてみたい。」とのことでした。

 まだ全員が顔馴染みというわけにはいきませんが、テーブルごとのフリートークでは、思い思いに話をされたり、耳を傾けたりして、最後は「上を向いて歩こう」「明日がある」などを歌って締めとなりました。

「ポプラの会」は、これからも毎月第4水曜日の13時30分※1から定期開催します。

「皆さんの意見や意向を取り入れて『ポプラの会』を大きく成長させていきたい。」と病院担当者は話しています。

※1 平成27年4月修正 毎月第2、第4水曜日 13時30分より小樽市立病院2階栄養相談室にて開催しています。

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参加についてのお問い合わせは

市立小樽病院 地域医療連携室 0134-25-1211 内線377 まで

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