新人看護職員研修が始まりました

今年入職した看護師を対象とした新人看護職員研修が始まっています。
研修では、医療安全や感染管理の基礎知識に加え、活動援助・食事援助・排泄援助・与薬など、現場で必要となる基礎的な看護技術を学んでいます。

4月17日には、摂食・嚥下障害看護認定看護師が講師を務め、「食事援助」の研修が行われました。
研修は座学から始まり、ベッド上で食事をとる患者さんへの援助を想定した演習を実施しました。新人看護師たちは、看護師役と患者さん役の両方を体験しながら、顎と胸の位置を整えることの大切さや、上肢・下肢の安定を図る工夫など、一つひとつの動作に込められた意味を学んでいました。

また、飲み込みにくさがある患者さんに提供される食事についても学びました。
「嚥下ゼリー食」「嚥下ペースト食」「嚥下ソフト食」「嚥下やわらか食」など、嚥下機能に応じて細かく調整された食形態を実際に試食し、それぞれの違いを体感しました。
さらに、口から十分な栄養をとることが難しい患者さんに用いられる経鼻経管栄養チューブについては、実習用モデルを使って演習を行いました。

真剣な表情で取り組む姿からは、これから患者さんに向き合っていく新人看護師たちの誠実な気持ちが感じられました。

新人看護職員研修は、多くの看護師や医療安全管理室、リハビリテーション室の先輩職員たちに支えられながら進められています。新人看護師たちは一歩ずつ成長し、患者さんに安心を届ける看護師を目指しています。

◆ワンポイント用語説明◆
活動援助
 患者さんが体を動かしたり、起き上がったり、歩いたりするときに、安全に過ごせるよう支えることです。
食事援助
 患者さんが無理なく安心して食事をとれるよう、姿勢や食べ方などを支えることです。
排泄援助
 トイレやおむつ交換など、排泄が安全かつ気持ちよく行えるよう支えることです。
与薬
 患者さんに薬を正しく、安全に使っていただけるよう確認しながら行うことです。
摂食・嚥下障害看護認定看護師
 食べることや飲み込むことに困りごとのある患者さんを、専門的な知識と技術で支える看護師です。
嚥下機能
 食べ物や飲み物を口からのどを通して、うまく飲み込む力のことです。
経鼻経管栄養チューブ
 鼻から胃まで細い管を入れ、口から食事をとることが難しい患者さんに栄養を届けるためのチューブです。

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