広報誌の特集に続き、しびれ・腰痛外来をご紹介します
大切なご家族やご友人の中に、原因の分からない腰痛やしびれに悩んでいる方はいませんか。
医療機関を受診しても、「腰の病気でしょう」「糖尿病の影響かもしれません」「加齢によるものです」「MRIでは異常が見当たりません」と説明され、はっきりした原因が分からないまま過ごしている方も少なくありません。
当院では脊椎・脊髄分野の診療に長年携わってきた井須豊彦医師を顧問として迎え、2026年4月より、これまで脳神経外科の山﨑和義医師が担当していた「脊髄外来(しびれ外来)」を、「しびれ・腰痛外来」として新たにスタートしました。
あわせて、より専門的な診療体制を整えています。
「長年にわたり専門的な診療体制を築いてきた」と聞くと、最新の技術を次々に取り入れてきた医師という印象を持つ方もいるかもしれません。
しかし井須医師は、自らを「時代おくれの医者」と表現します。
それは、画像だけに頼るのではなく、患者さんの訴えに丁寧に耳を傾け、実際に患部に触れて状態を確かめる「触診」を大切にしているからです。患者さんとのやりとりの中から、問題解決の糸口を見つけていく診療姿勢を重視しています。
病院広報誌「絆」2026年3月号では、「脳神経外科 しびれ・腰痛外来」を特集しました。
特集では、痛みやしびれが現れる部位によって考えられる病気について紹介しています。井須医師は、約50年にわたり患者さんの痛みやしびれと向き合う中で、その痛みの箇所を触診しながら原因を見立てる独自の手技を培ってきました。
原因の見立てがついた後は、症状の軽減を目指し、その患者さんに合った治療法を検討していきます。
治療法の一つである「腰椎制動術」は、国内メーカーが開発したデバイス(金具)を用いる手術です。一般的な手術のように腰の骨や靱帯を切除せず、神経を露出させないため、身体への負担が比較的少ないのが特長です。
井須医師は2021年からこの手術法を採用し、これまでに110例の手術を行っています。
「現在はまだあまり知られていない手術法ですが、将来的には腰部脊柱管狭窄症の標準治療の一つになっていく可能性があります」と話しています。
また、2025年8月には、この手術法の短期成績が英文雑誌(※誌名確認)に掲載されました。
原因の分からない腰痛やしびれに悩む患者さんに向き合いながら、井須医師は、自らが培ってきた診察技術や治療の考え方を後輩の医師たちへ継承していきたいと話しています。
広報誌特集掲載後にメディアの取材も受け、関連病院からも「腰椎制動術」を行う患者さんのご紹介や問い合わせもあり早くも注目を受けています。 「しびれ・腰痛外来」は予約制になっていますので、下記までお問い合わせください。
問い合わせ先 脳神経外科外来 TEL 0134-25-1211 (代)

