後期研修医募集 (総合診療専門研修プログラム)

1.(基幹型)小樽市立病院総合診療専門研修プログラム

(基幹型)小樽市立病院総合診療専門研修プログラム PDF1,393KB

 病院、診療所などで活躍する高い診断・治療能力を持つ総合診療専門医を養成するために、ER型救急や急性期専門各科を有する地域拠点病院のなかで、専門各科と協働し全人的医療を展開しつつ、自らのキャリアパスの形成や地域医療に携わる実力を身につけていくことを目的として令和6年に創設されました。

(連携施設)

俱知安厚生病院/勤医協余市診療所/ニセコインターナショナルクリニック/寿都町立寿都診療所/手稲渓仁会病院/小樽協会病院

【プログラムの特徴】

本研修プログラムにおいては指導医が皆さんの教育・指導にあたりますが、皆さんも主体的に学ぶ姿勢をもつことが大切です。総合診療専門医は医師としての倫理観や説明責任はもちろんのこと、総合診療医としての専門性を自覚しながら日々の診療にあたると同時に、ワークライフバランスを保ちつつも自己研鑽を欠かさず、日本の医療や総合診療領域の発展に資するべく教育や学術活動に積極的に携わることが求められます。

本研修プログラムでの研修後に皆さんは標準的な医療を安全に提供し、疾病の予防に努めるとともに将来の医療の発展に貢献できる総合診療専門医となります。

【プログラム総括責任者から】 

病院局長 有村 佳昭

小樽市立病院は、388床の急性期病院であり、広く後志医療圏をカバーする基幹病院です。

新型コロナ感染症パンデミック、深刻化する少子高齢化、相次ぐ自然災害、医師の偏在問題など、われわれを取り巻く院内外の医療情勢は、これまでの専門医制度の歪み,弱点を露呈していると言って過言ではありません。それを補い、予測不能な医療情勢に柔軟に対応できるのは、まさに総合診療医であり、今後ますますその活躍が期待される診療科です。

本研修プログラムは、主に後志医療圏で研修しますが、連携施設のあるニセコエリアでは外国人の患者が多く、英語での診療なども経験することが可能です。 当院では、病院を挙げて研修生活をサポートいたします。明治のハイカラ、大正ロマン、昭和のノスタルジア溢れる小樽市で充実した研修生活を体験しませんか?

【ローテーション例】

1年目   4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
施設名 小樽市立病院 小樽市立病院
領域 総合診療専門研修Ⅱ 内科
2年目   4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
施設名 勤医協余市診療所/ニセコインターナショナルクリニック/寿都町立寿都診療所 小樽市立病院 小樽市立病院
領域 総合専門研修Ⅰ 小児科 その他(選択)
3年目   4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
施設名 倶知安厚生病院(又は小樽市立病院) 手稲渓仁会病院 小樽市立病院
領域 総合診療専門研修Ⅱ 救急 その他(選択)
  • 「その他」で産婦人科を選択する場合は、小樽協会病院での研修となります。総合診療専門研修Ⅰで寿都町立寿都診療所を選択する場合は、12か月の研修となります。
  • 3年間の研修期間中に基幹病院である小樽市立病院の外科・整形外科・精神科・放射線科の各診療科と連携、産婦人科については連携施設である小樽協会病院と連携して幅広い疾患管理能力を習得するための研修を行い、総合診療専門医に必要な知識や技能を補います。

【小樽市の概要、当院の交通アクセス】

小樽市は道央圏に位置する人口約10万人の港町で、観光都市としても知られています。

当院はJR小樽駅の一つ手前、南小樽駅の目の前に位置しており、札幌駅からの交通アクセスも良好です。

【当院の特徴】

  • 平成26年12月に「市立小樽病院」と「小樽市立脳・循環器・こころの医療センター」を統合・新築し、「小樽市立病院」として開設。
  • 病院の基本方針を構成する四つの柱として「がん診療」、「脳・神経疾患診療」「心・血管疾患診療」「認知症疾患診療」を掲げ、後志二次医療圏の基幹病院として高度・急性期 医療を担い、救急医療にも積極的に取り組んでいる。そのため、当院では幅広い症例を経験することが可能です。
  • 昭和44年から公設公営では全国で初めてとなるオープン病床を小樽市医師会と共同で開設しているほか、令和6年4月からは地域医療支援病院として地域の医療機関等との連携を図りながら医療を提供しています。

2.専攻医の登録・応募について

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