禁煙外来

外来診療日

  • 木曜日:午後1:00~3:00
    ※完全予約制となっていますので、お問い合わせください。

診療内容の概要など

喫煙者のほとんどは「ニコチン依存症」という病気です。この病気の恐ろしいところは、単に麻薬と同じ薬物依存状態になるだけでなく、タバコに含まれる4,000種類以上の化学物質と、放射性物質(ポロニウム)を含む60種類以上の発がん性物質によって、全身のがんと動脈硬化性疾患(脳卒中、心筋梗塞、動脈閉塞(へいそく)症)になるリスクが非喫煙者の数倍から数十倍になることです。しかもタバコは喫煙者本人だけではなく、家族・友人やその他大勢の人に受動喫煙による健康被害を与えます。

統計的事実として、喫煙者の平均寿命は8〜10年短く、全世界で毎年約700万人がタバコが原因で死亡しています。国際保健機構(WHO)は、「タバコは、通常の使用法でも確実に死に導かれる唯一の製品」であり、「タバコ規制は死を防ぐことができる最大の手段」としています。

先進諸国では、既にタバコの害が認識され禁煙運動が盛んに行われています。

主な治療内容

標準的な禁煙治療は、医師によるカウンセリングと禁煙補助剤の処方で行われます。
禁煙治療には、定められた条件を満たす施設で、保険診療が認められています。保険診療の基準を満たさない場合でも、自由診療で治療を行うことができます。
タバコはAランクの発がん性物質でがんや動脈硬化の発症に関係しています。
循環器内科では平成22年から「禁煙外来」で延べ300名以上の方の禁煙をサポートしてきましたが、令和3年以降、禁煙補助薬の供給不足により予約を休止しておりました。
この度、禁煙補助薬の代替となるニコチンパッチ製剤を用いた禁煙治療の体制が整いましたので、令和7年4月から予約を再開いたします。
遠方の方、来院が困難な方のためにスマートフォン等を用いたオンライン診療にも対応いたします。

予約制ですので、電話でお申し込みください。

医師紹介

髙川 芳勅
日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、日本高血圧学会FJSH(特別正会員)、日本高血圧学会専門医、日本禁煙学会専門医、臨床研修指導医

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