初期臨床研修の様子

8:30 -
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病棟で指導医と担当患者さんの回診を行い病態の把握、また処方をしたりします。
指導医の患者さんへの接し方を見て、自身の診察に活かします。
13:00-15:00
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この日は内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)のアシスタントを行いました。
不明点があればその都度指導医から教わります。
15:30-
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病棟での夕方の回診を行います。1日の間で患者さんの状態に変化がないか確認します。
16:00-17:00
カンファレンスに参加します。入院が決定した患者さんの詳細を医師内で共有し、診察に活かします。
研修医の当直について
※掲載した時点の内容であり、院内当直体制の見直しにより変更となる場合があります。(令和7年9月12日記載)
Q1.回数は?
月に3~4回です。
Q2.時間帯は?
・平日 当直 17:00~23:30
・土日祝 日直 8:30~17:00に続けて
当直 17:00~23:30に入ることが多いです。
・土日祝については平均月0~3回くらい。
・当直明けは通常勤務です。
Q3.当直の様子は?
・研修医1名と上級医3名の当直体制です。
・呼ばれるまでは研修医室で待機し、呼ばれたら救急外来へ!
・上級医と一緒に診療し、問診、検査の組み立て、採血等、簡単な手技の手伝いもできます。
秋の座談会

研修医からの要望があり、看護師長と、研修医の座談会を開催しました。
初めての試みでしたが、色々な意見が交換された当日の様子を紹介します。
座談会の目標と目的
医師が最も長い時間行動を共にし、緊密なコミュニュケーションが必要な職種が看護師です。 これから医師として歩んで行くにあたり直接、忌憚のないお話しを聞き、関係性を深めることを目的としました。
看護師長3名、研修医5名が参加し、研修医の質問に師長が答える形で行われました。
色々な質問や発言があり、あっという間に終了の時間となりました。
また、参加者からも好評で、とても有意義な会となりました。
北海道医報へ掲載されました
研修医2年目 岡田晴貴先生の小樽市HPVワクチンキャッチアップ接種活動について、北海道医報へ掲載されました。

総合診療研修がスタート

令和7年9月3日に、札幌医科大学総合診療医学講座の辻義久教授が当院へお越しくださり、研修医へのご指導を交えながら総合診療外来を担当していただきました。
初回となった今回は、研修医2名が外来診療やカンファレンスを通じて直接ご指導を受けました。研修医からは次のような感想が寄せられています。
「学生時代以来の総合診療を学ぶ機会でした。専門外来では臓器限定的に症状を聞いてしまうことが多いですが、辻先生と外来をさせていただいたことで、患者さんの疾患が特定できない時にはシステムレビューが大切であると改めて実感することができました。」
「患者さんへの話し方や信頼関係の築き方、病態からの鑑別疾患の考え方や検査結果の解釈の仕方など、診察の一部始終を見学でき、アドバイスをもらいながら実際に診療を行うことができました。すぐ横に先生がついてくださっている状況で医療面接や身体診察が行えるので、何か不備や間違いがあってもすぐ訂正してもらえるという安心感があり、また、先生の考えを逐一知ることができ、非常に臨床的だと思いました。」
今後、辻教授には本年度末まで毎月1回外来でご指導いただく予定です。当院としては総合診療の必修化を控え、研修プログラムの充実と指導体制の強化に努めてまいります。