パス委員会で第25回日本クリニカルパス学会学術集会に参加しました
2025年10月17日から18日に富山県民会館・富山国際会議場(富山県富山市)で開催された「第25回日本クリニカルパス学会学術集会」に当院から7名の医療スタッフが参加し、研究成果を発表いたしました。
本学会のテーマは「クリニカルパスで目指そうSustainableな医療」であり、持続可能な医療の実現に向けた多職種連携とパス活用の可能性について活発な議論が交わされました。今回の参加は、他施設の先進的な取り組みに触れるとともに、当院の活動を広く発信する貴重な機会となりました。他施設の発表は私たちに大きな刺激を与え、次なる発表や研究への大きなモチベーションとなりました。
学会を通じて得られた知見に基づき、パス委員会として今後取り組むべきこととして、今回の参加を通じて触れた他施設の先進的な取り組みを参考に、当院のクリニカルパスについて、さらなるバリアンス分析や他院比較を通じた質の向上を図り、パスの活用を一層推進します。また、今回の研究成果を基に、今後も当院の活動を広く発信する努力を継続し、医療の標準化と効率化に貢献します。
元気とやまマスコット きときと君とも写真をとれました。
(文責:事務部 医事統括室 堀合謙一)
【発表演題】
- 田口 圭奈(看護部 病棟看護師) 人工膝関節全置換術クリニカルパスのバリアンス分析(口演)
- 田口 圭奈(看護部 病棟看護師) 人工膝関節全置換術パス分析 ~他院比較でわかること~(口演)
- 遠藤 智康(医療技術部 リハビリテーション科 理学療法士) 他院比較からみた当院大腿骨近位部骨折パスの特徴と課題(口演)
- 金家 百香(事務部 医事統括室) 他院比較による橈骨遠位端骨折パス改訂の検討 ~問題点と改善策~(口演)
- 田島 梨奈(事務部 医事統括室) 看護師と協働したパス分析の取り組み ~3年間の成果と課題~(口演)
- 佃 幸憲(整形外科医師) 治療薬を標準化した大腿骨近位部骨折クリニカルパス有用性の検証(パネルディスカッション)
- 佃 幸憲(整形外科医師) 橈骨遠位端骨折パス分析 ~二次性骨折予防が収益に及ぼす影響~(口演)
- 佃 幸憲(整形外科医師) 二次性骨折予防に向けた当院大腿骨近位部骨折パス有用性の評価(口演)
