がん予防市民講演会を開催しました
令和7年9月25日、市立小樽図書館において、市民講演会「がん検診に行こう!~あなたと大切な人のために~」を開催しました。
プログラム
開会挨拶 小樽市立病院 院長 越前谷 勇人
- 「がんについてのおはなし―検診のすすめ―」
講師:小樽市保健所 健康増進課 保健師 乳久保 沙織 - 「がんの基本・検診のすすめ」
講師:小樽市立病院 腫瘍内科 医療部長 大橋 広和 - 「がん検診に行こう! 図書館も検診への一歩を応援しています」
講師:市立小樽図書館 主査 伊藤 佳織
閉会挨拶 市立小樽図書館 館長 伊藤 信彦
この講演会は、がんの予防と検診の重要性を広く市民の皆さまに知っていただくことを目的に、令和5年度より当院、市立図書館、市保健所の共催で開催しており、今年で3回目となります。
各講師からは、がんの基礎知識や検診の必要性、最新の検診方法、予防可能ながん種についての情報が紹介されました。特に、北海道のがん検診の受診率は種類により全国平均より約2割低く、小樽市ではさらに約3割低いなど、検診の受診率の低さが死亡率の高さにつながっている現状が強調されました。また、図書館に設置している「がん情報コーナー」や健康に関する書籍紹介など、日常生活の中で検診や健康づくりを意識できる工夫も紹介されました。
当日は約30名の市民が参加し、多くの方が関連パンフレットを手にして帰られました。講演会は来年度も引き続き開催を予定しており、がん予防・検診に関する啓発活動は、今後も各所で継続的に行ってまいります。