学会受賞のご報告
このたび、当院放射線室の本間優斗診療放射線技師が、2025年3月7日・8日に北九州市で開催された第12回日本脆弱性骨折ネットワーク学術集会において、最優秀賞を受賞いたしました。
本研究は、人工知能(AI)による自動測定能を活用し、CT画像から自動で骨密度を測定する装置に関するもので、これを用いた骨粗鬆症スクリーニングの有効性について検討しました。本賞は、本学会参加者中、1名しか受賞できない賞であり、大変光栄なことです。
本研究は、大阪大学 整形外科 上村圭亮先生、奈良先端科学技術大学院大学 佐藤嘉伸教授、大竹義人先生らとの共同研究によりなしえたものであり、多大なるご協力、多くの貴重なご助言をいただきました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。また、日々支えてくださる当院のスタッフの皆様の協力なくして、この成果は成し得なかったことを改めて実感しております。
今年度は骨粗鬆症チームメンバーが様々な舞台で賞をいただくことができました。このような名誉ある賞をいただけたことに深く感謝するとともに、今後、当院が骨粗鬆症分野で更に活躍できるよう研鑽し、その技術を地域医療へと還元し、より多くの方々の健康維持に貢献できるよう尽力してまいります。
今後ともご指導・ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
FLS向上部会 委員長 佃 幸憲