婦人科　星医師の退職について

３０年以上あまり当院の産婦人科診療に尽力されてこられた星信哉医師（元医療部長）が３月３１日をもって退職されます。１月３１日の外来業務が当院での最後の診療となりました。星医師は産婦人科医師不足に伴う全国的な産婦人科診療の停止・中止が続くなか、小樽市立病院の産婦人科診療をお一人で担われ、当院の産婦人科診療を死守してこられました。その甲斐あり、北海道大学産婦人科教室のバックアップのもと現在当院婦人科は地域がん診療連携拠点病院として婦人科がん診療、また女性医療センターとして婦人科腹腔鏡手術などに対応できる先進的な診療科として運営されるようになりました。星医師の一人診療で産婦人科が維持されたおかげでこの環境があることに感謝しつつ、これからもその火がともし続けられることを祈り、星医師への感謝の言葉といたします。 長い間、ご活躍いただきお疲れ様でした。　　　　　　　

文責　婦人科　副院長　金内　優典