市民公開講座を開催しました

 令和5年11月23日(木曜日、祝日)に、「市民公開講座 ~女性のがん-最近の知見-」を開催しました。

 市民公開講座は、医療情報や地域における医療体制などを広く地域市民の皆さんに伝えるため年に2度程度実施しているものです。新型コロナウイルス感染症予防のため、令和2年度から令和4年度は開催を見合わせたので、今年度は4年ぶりの開催となりました。

 今回はZoomでの配信も行い、会場、Web共に沢山の方がご参加くださいました。

 小樽市手話奉仕員の方にもお手伝いいただきました。ありがとうございました。

 講演1は、外科の越前谷勇人副院長が、「乳がん治療とBRCA遺伝子」と題し、これまでの検査方法や、最近行われるようになったがん細胞の特性に合った治療方法を選択するための検査と診断、遺伝学的検査、カウンセリング等をどのように実施しているかなどの内容で講演しました。

 講演2は、がん診療センター長、女性医療センター長で婦人科の金内優典副院長が「卵巣がんの新しい知識-遺伝子検査と遺伝検査の違い-」と題し、卵巣がん治療に効果的な多種の薬剤が開発、治療の効果維持のための長期治療薬が開発、がん細胞の状態に即したベストな治療薬の組み合わせが発見されたことや、遺伝子検査と遺伝検査の違いの内容で講演しました。

 座長の有村佳昭院長は「地域医療を守るために」というテーマで当院が指定に向け調整を行っている「地域医療支援病院」の必要性について説明しました。

 今後も市民、地域住民の方が求める知識や情報を提供できるよう、市民公開講座を開催したいと思いますので、ご参加のほどよろしくお願いいたします。

来場者アンケート集計結果

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