ふれあい看護体験を実施しました
北海道看護協会小樽支部主催事業である「ふれあい看護体験」を実施しました。近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日である5月12日を「看護の日」に制定し、その日にちなみ催している行事です。看護の心、ケアの心、助け合いの心が、今後の社会を支えていくために大切ということを看護師を目指す高校生が、実際の看護現場での体験を通して、実感してくれることを目的としています。
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、過去2年間は実施見送りとなっていました。
3年ぶりとなった体験会には2週に分かれ、市内の高校生10名が当院を訪れました。コロナ以前の「ふれあい看護体験」では、実際に患者さんとふれあい、ケアの体験をしていただいていましたが、コロナ禍の現状を踏まえ、説明と見学、演習体験を行いました。
病院の概要の説明を受けた後、院内各所を見学しました。
現場では看護師から様々な説明を受け、「将来待ってるよ」「頑張ってね」と声がかかっていました。
演習体験では、手洗いチェッカーによる洗い残しのチェック、手袋、ガウンの着脱体験を行い、意外に洗い残しがあることや、簡単に見えるガウンの着脱が体験してみると難しいことを実感していました。
体験後には「看護師を目指す気持ちが強くなった。」「将来、看護師の職に就くのが楽しみになった。」といった感想が聞かれました。