2019ふれあい看護体験を実施しました
北海道看護協会小樽支部の主催で行っている「ふれあい看護体験」を実施しました。
近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日を「看護の日」に制定し、その日にちなみ催している行事です。看護の心、ケアの心、助け合いの心が、今後の社会を支えていくために大切ということを看護師を目指す高校生が、実際の看護現場での体験を通して、実感してくれることを目的としています。
看護体験のはじめには、萩原正子看護部長から当院の看護部の理念、看護部が大切にしている看護、看護師がどのように患者さんと関わり、どのような看護を提供しているかについて体験してほしいと挨拶がありました。
今年度、当院には市内の高校4校から15名の生徒が来院し、普段は入れない救急外来、ICU、手術室、透析室を見学し、その後病棟での看護を体験しました。体験では、承諾いただいた入院患者さんの血圧測定、足浴、手浴、車椅子でのお散歩など、実際に看護師が行っている日常の看護を一緒に体験しました。
体験を終えたあとは、「高校3年生となり、進路に悩んでいたが気持ちが決まった。」「看護師さんが患者さんとのコミュニケーションを大切にしており、重要だということがわかった。」「看護師さんがドラマなどで見るより大変そうだと思ったけど、やりがいがある仕事だと感じ、自分も目指そうと思った。」など、全員から充実した体験だったという感想が聞かれました。ふれあい看護体験の担当の濱崎弓子副看護部長は解散式で「看護の道を選択してくれることを嬉しく思いますし、何年か後、一緒に看護ができることを看護部一同、心待ちにしています。」と述べました。