合同健康教室「室内で熱中症!?」「腰痛体操」が開催されました

 7月21日(土)市立小樽病院6F講堂にて、合同健康教室「室内で熱中症!?」「腰痛体操」が開催され、約60名の方が講師の話に熱心に耳を傾けました。

今回の講師は、小樽市立脳・循環器・こころの医療センターの白石義晃看護師と市立小樽病院の佐藤耕司理学療法士で、それぞれの立場から、聴講者が日々の暮らしの中で注意するべき点について解説しました。

 熱中症については、気温だけではなく湿度も関係すること、高齢者や肥満気味の人、心臓・高血圧・糖尿病などの持病を持つ人はなりやすいこと、また、熱中症で救急搬送される高齢者の半数以上の方は、室内でなっているとのデータを紹介しています。

 予防のポイントとして、窓を開けるなどして室温を28度以下に保つこと、こまめな水分補給を行うこと、そして何よりも十分な睡眠と栄養を摂り体調管理に気を配ることを挙げていました。

 腰痛体操については、筋肉が疲労すると腰痛になりやすいので、ストレッチや温めることによって血行を良くすることが重要であるとの説明の後、湿布について、痛いときに貼るのは効果的であるが、予防のために貼ることは逆効果となるとの説明をしていました。

 予防のポイントとして、カルシウムを摂取すること、日光に当たること、1日5~6千歩程度のウオーキングを行うことを挙げています。

 なお、講演の後半には、実際に腰痛体操についての実演等も行われましたが、痛みを感じたら一休みを行い、痛みが引いてから再開することが重要で、無理をすることは厳禁とのことでした。

 健康教室は、今年度は2回を予定しており、次回は、来年1月頃に開催する予定です。詳細については、ホームページでお知らせいたしますので、ぜひ、お気軽にご来場ください。

youtsuusuibun

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