両市立病院合同健康教室「知っておきたい地域の病院事情」に多くの来場者

3月14日(水)市立小樽病院6F講堂にて、両市立病院合同健康教室「知っておきたい!地域の病院事情」を開催しました。市民講座、健康教室とも両院合同になり、毎回大変多くの方にご来場いただいております。今回も54名の方が教室にお越しくださいました。

 今回の講師は、小樽市立脳・循環器・こころの医療センター 地域医療連携室の佐藤節子看護師でした。佐藤看護師は、退院調整看護師として医療センターの患者さんの退院に関わる支援について、地域の医療機関や介護施設などと連携をとり、QOL(生活の質)の向上を尊重した退院調整を行っております。

 健康教室では、「知っておきたい!地域の病院事情~いざという時、あわてないために おたるの医療・介護の現状を知ろう~」と題して、小樽市内の病院の状況(入院などについて)、介護保険を申請するタイミング、事例紹介などの説明をしました。

 また、市立小樽病院 地域医療連携室の井上看護師長からは市立小樽病院内には「がん相談支援センター」が開設されており、いざという時のためにも、そういう場所があるということを知っておき、周りの方にも知らせてあげてほしいという話もありました。

老年人口率32.16%※1の小樽市内においては、単身の老年者、老老介護世帯も数多く、市民の方々は大変関心深い内容に熱心に耳を傾けていました。

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また、健康教室の開催に合わせて体脂肪測定や、看護師による健康相談も行われるため、健康教室終了後も個別相談や測定など、会場で時間いっぱいまで過ごされる方が多く見られました。

毎回、市民講座や健康教室を楽しみに通われている市内に住む80代の方は、来場される度に体脂肪測定を行い、健康の目安にされているとのことで、「病気で来ているわけではないが、色々な話が聞けるし、看護師さんが顔を覚えてくれて声を掛けてくれるのが嬉しい」と話をしていました。

まだ、来場されたことがない方もぜひ、お気軽に来場下さい。

次回開催日程、内容が決まりましたらまた、ホームページでお知らせいたします。

※1 老年人口(住民基本台帳で65歳以上の住民を指す)32.16%は平成24年2月末現在

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