施設基準
厚生労働大臣の定める掲示事項
当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
【 入院基本料に関する事項 】
- 一般病棟入院基本料
当院は、急性期一般入院料2の届出を行っており、(日勤、夜勤合わせて)入院患者10人に対して1人以上の看護職員を配置しています。
また、入院患者25人に対して1人以上の看護補助者を配置しています。 - 精神病棟入院基本料
当院は、精神病棟15対1入院基本料の届出を行っており、(日勤、夜勤合わせて)入院患者15人に対して1人以上の看護職員を配置しています。
また、入院患者30人に対して1人以上の看護補助者を配置しています。
【 DPC対象病院に関する事項 】
当院は入院医療費の計算にあたり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算する 『 DPC(包括医療制度)対象病院 』 となっています。
※ 医療機関別係数 1.5398 (DPC標準病院群)
( 基礎係数 1.0451 + 機能評価係数Ⅰ 0.3868 + 機能評価係数Ⅱ 0.0842 + 救急補正係数 0.0237 )
【 明細書の発行体制について 】
当院では医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収書発行の際に、個別の診療報酬算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。
明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査等の名称が記載されますので、その点ご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合、その代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない場合は、その旨お申し出ください。
また、公費負担医療受給者で医療費の自己負担がない方についても、明細書を無料で発行することができます。
【 保険外負担について 】
- 初診・再診に係る費用の徴収
当院は、『 地域医療支援病院 』 の承認を受けており、他の保険医療機関等からの紹介状がない場合、健康保険による診療費とは別に特別の料金(選定療養費)を負担していただきます。
選定療養費とは、初期の治療は地域の医院やかかりつけ医で、高度・専門医療は病院で行うという、外来機能の明確化および医療機関の連携を推進する目的として、厚生労働省により定められ、徴収が義務付けられているものです。
地域医療支援病院のページをご覧ください。
- 入院期間が180日を超える場合の費用の徴収
入院医療の必要性が低い患者さんの事情により長期(180日以上)に入院している場合は、特別の料金(2,710円/日)をお支払いしていただくものです。
ただし、180日を超えて入院している患者さんであっても、15歳未満の患者さんや難病、人工呼吸器を使用している状態など厚生労働省が定める状態にある患者さんは、健康保険が適用されます。
180日を超える入院料の算定について PDF99KB
- 後発医薬品がある先発医薬品の処方を希望した場合の費用の徴収
後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の処方を希望する場合に、特別の料金をお支払いいただくものです。
令和6年10月から医薬品の自己負担の新たな仕組み PDF235KB
- その他、保険外負担の費用の徴収
当院では、次の項目についてその使用に応じた実費の負担をお願いしています。
- 入院中の病衣貸与料 1日50円(税別)
- 普通診断書 1通2,200円 (税込)
生命保険診断書 1通3,850円(税込) - 入院セット 1日170円(税別)
※上記1、3については、小樽市病院事業施行規則により、各項目の金額を合計したものに消費税等同等額を加えた後、10円未満を切り捨てるので、税抜表示にしています。
医療保険外負担金一覧表 PDF87KB
【 北海道厚生局長への届出事項 】
- 基本診療料・特掲診療料の施設基準等に係る届出
北海道厚生局長への届出事項 PDF278KB - 入院食事療養費の基準
入院時食事療養(Ⅰ)・食堂加算
管理栄養士によって管理された食事を適時(夕食については18時以降)・適温で提供しています。
その他、診療報酬に関する掲示事項
【 禁煙外来 】
当院はニコチン依存症管理料の届出を行っており、禁煙のための治療的サポートをする禁煙外来を循環器内科で予約制にて行っております。たばこをやめたい方はどうぞお気軽にご相談ください。
なお、病院敷地内は完全禁煙です。
【 情報通信機器を用いた診療に係る施設基準 】
情報通信機器を用いた診療の初診において向精神薬は行いません。
【 医療情報取得加算 】
当院はオンライン資格確認を行う体制を有しており、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して、質の高い医療の提供に努めています。
【 医療DX推進体制整備加算 】
当院では、医療DXを通じた質の高い診療を実施するため、以下の項目に取り組んでいます。
- オンライン資格確認等システムによる取得した医療情報等を活用して診療を実施しています。
- マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
- 電子処方箋の発行や電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取組については、今後導入予定です。
【 後発医薬品使用体制加算 】
当院は後発医薬品の使用に積極的に取り組んでいます。
後発医薬品の使用促進について PDF174KB
【 バイオ後続品使用体制加算 】
当院では、厚生労働省の後発医薬品・バイオ後続品の使用推進の方針に従い、患者負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものとして後発医薬品(ジェネリック医薬品)およびバイオ後続品(バイオシミラー)を積極的に採用しております。
バイオ後続品の使用について PDF153KB
【 外来緩和ケア管理料 】
緩和ケアの相談について PDF291KB
【 院内トリアージ実施料 】
院内トリアージの実施について PDF276KB
【 外来腫瘍化学療法診療料1 】
当院では、外来腫瘍化学療法診療料を算定している方から電話等による緊急の相談に24時間対応できる連絡体制が整備されています。
- 急変時等の緊急時に入院できる体制を確保しています。
- 実施する化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を開催しています。
【 連携充実加算 】
【 一般名処方加算 】
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組み等を実施しております。
後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(※一般的な名称により処方箋を発行すること)を行う場合があります。
一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、必要な医薬品が提供しやすくなります。
※ 一般名処方とは
お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方箋に記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、必要なお薬が提供しやすくなります。
一般名処方について PDF136KB
【 医科点数表第2章第10部手術の通則5及び6に掲げる手術 】
医科点数表第2章第10部手術の通則5及び6に掲げる手術_令和6年1-12月 PDF136KB
【 緊急整復固定加算および緊急挿入加算 】
大腿骨近位部骨折後48時間以内に手術を実施した前年の実績 : 32件