学院長挨拶

学院長 馬渕 正二

学院長 馬渕 正二

小樽市立高等看護学院は、1913年10月に小樽病院看護婦講習会として創設され、1968年3月に市立小樽病院高等看護学院として国の認可を受け再出発し、1996年4月には男女共学となり現在の看護学院へと発展しております。この100余年の間、幾多の変遷はありましたが、脈々と看護師教育が実践され、多くの優れた人材が輩出されました。看護師となった幾多の先輩たちが、小樽市後志地方はもとより、北海道さらには、全国的に、医療の現場や看護教育の分野で活躍しております。
今、我が国は、人口減少や少子高齢化による様々な医療環境の変化に見舞われております。高齢者の疾病の難度化や長期化、支える家族の減少の中、家族親族による医療介護の限界がみられ、これらの問題に対処すべく、看護師は保健医療福祉分野においても、より一層の重要な役割を果たすように期待されております。
このような現実的背景や社会的要請をしっかりと受け止め、本学院に入学され、ともに学べる喜びを持ちたいと思います。看護師になるためには、専門的な技術の習得は勿論ですが、医療の担い手になるべく豊かな人間性や堅固な倫理観をも会得しなければなりません。3年間の厳しい勉学が必要ですが、それらを達成したときの感激もひとしおです。本学院の扉を叩かれることを期待します。

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