新小樽市立病院 敷地に「量徳小学校メモリアルガーデン」開園

 12月1日開院の小樽市立病院敷地に併設される「量徳小学校メモリアルガーデン」の開園式と、記念植樹式を行いました。
 小樽市立病院は、閉校した旧量徳小学校を取り壊し、その跡地に建設しました。
 量徳小学校は明治5年小樽市教育発祥の地として現在の小樽市立病院建設地より150メートルほど南東方向に建てられ、明治11年に現在の小樽市立病院建設地に新築されました。開校の際の式典には開拓使長官である黒田清隆氏も臨席された歴史と由緒ある小学校です。
 その量徳小学校に建てられていた記念碑や思い出を残すため、小樽市立病院には設計時よりメモリアルガーデンの造成が盛り込まれました。
 開院を1か月半後に控えた小樽市立病院に量徳小学校校友会、PTA、教職員など関係者らが集まり、植樹式と開園式が行われました。
 今回植樹されたエゾヤマザクラ3本は量徳小学校校友会よりご寄贈いただきました。
 植樹式に先立ち、校友会の島野会長より「素晴らしい、立派な病院が出来上がり、量徳小学校の土地が使われることになってよかった。この土地に病院を建てるにあたり、紆余曲折はあったものの、138年の歴史を持つ量徳小学校跡地が市民の健康と福祉に役立つ病院となることは喜ばしいこと。寄贈した桜の木がこの場所で咲き誇り、今後更に色々な人の記憶に残る場所になってほしい。」といったご挨拶をいただきました。
 式典後は参加者が思い思いにメモリアルガーデンを散策しました。

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